毎日の食卓に欠かせない食品、卵。
いろんな調理方法があるので、ストックしておいてあるお家お多いのではないでしょうか。
卵が無いと作れないお料理だってたくさんありますよね。今回はそんな卵の賞味期限、保存方法について紹介したいと思います。
毎日使う食材なので、知っておいて損はありませんよ。
目次
卵の賞味期限って?
まず最初に「卵」の賞味期限について。
パッケージに描かれている場合も多いですし、中に紙が入っている場合、卵本体にシールが貼ってあって書いている場合もありますよね。
でもこの賞味期限、どういった食べ方をする場合を指しているのでしょうか?
卵は生で食べる場合もありますし、火を通す場合もありますし、半熟でいただくことだってありますよね。
また、卵は6個~販売されていることが多いのであまり自炊しない人だと「使い切れない」なんてこともあります。
賞味期限以内に使い切れない場合は、捨てるしかないのでしょうか?
もし生で食べる場合の賞味期限だったとしたら、加熱した場合の賞味期限を知っておけば、卵を無駄にしてしまうことが減りますよね。
卵に記載されている賞味期限は、どんな食べ方の期限を示しているものなのでしょうか?
賞味期限→生でおいしく食べられる
記載されている賞味期限は「生でおいしく食べられる」期間を記載されています。
卵の賞味期限は基本的に2週間程度に設定されています。
だいたい販売されているものは先2週間くらいは賞味期限があるので、購入してから2週間は生で食べることができるんですね。
また、この賞味期限は夏場でも安全に食べられる期間として定められているので、冬場などであればなんと2ヶ月も生で食べることができるんだそう。
でも、やっぱり決められた賞味期限があってそれが安全とされているのですから、生で食べるのは賞味期限の範囲にとどめておくようにしたほうがよさそうですね。
加熱すれば大丈夫?
美味しく生で食べることができる期間が過ぎた卵には、サルモネラ菌は繁殖しだしてきます。
この菌があると食べることができなくなってしまうので、賞味期限が切れたものは加熱して食べるようにしましょう。
70度以上の熱で1分以上の過熱を行えば、賞味期限が切れて異常が無い卵であれば食べることができます。
固ゆでのゆで卵や、ケーキや天ぷらに使えば安心して食べることができますよ。
ただし、賞味期限が切れて1ヶ月が経った、なんて卵は安全である保障がありませんので、賞味期限切れに気づいた卵はなるべく早く消費するようにしてくださいね。
卵の正しい保存方法
賞味期限に関わらず、卵は正しい保存方法をすれば日持ちする食材。
日持ちさせるに適した保存方法があるのでしょうか?
すぐに食べる物だったとしても、しっかりとした保存方法で新鮮に保つにこしたことはありませんよね。
まず卵は、気温の低い場所で保存した方がいいでしょう。スーパーなどでは常温で販売されていることも多いですし、常温でもいいのかな?と思っている人も多いかもしれませんが、基本的に卵は15度以下で保存する必要があります。
冬場はともかく、夏場だとそれ以上の気温になってしまうので必ず冷蔵庫で保存するようにしましょう。
夏場のスーパーの中は涼しいですし、お店によっては冷蔵庫の中で販売されているお店もありますよね。卵を1パック入れると冷蔵庫の中のスペースがかなり取られてしまいますが、これも卵を長持ちさせるため。
小さく立体に卵を保存する事ができるケースなども販売されているのでそいうったものを使ってみるのもいいかもしれませんね。
そして卵を冷蔵庫の中で保存する際、卵の尖っている部分を下にして保存しましょう。こうすることによって卵は更に長持ちしてくれるそうです。
茹でての保存はNGで、生のまま保存してくださいね。
賞味期限はかならず控えておこう
パッケージに書いてあったり、紙が入っているだけの場合は、買った卵の賞味期限が判らなくなってしまうこともあります。
ですので、かならず賞味期限が書いてあるものを一緒に保存などの対策をとりましょう。
どこかにメモを取っておくということではなく、その卵を見たら賞味期限がわかるようになっているのがベストです。
お家にいる別の人が冷蔵庫の卵を勝手に使ってたまごかけご飯にして食べてしまう可能性もありますので賞味期限は、わかりやすくしておいたほうが安心ですよ。
どういう卵はたべちゃだめ?
では、どういう卵は食べてはいけない卵なんでしょうか。
賞味期限が切れてからも加熱すれば食べられるのであれば、ダメになった状態を知っておきたいですよね。
まず最初に、白身の色が変わってしまっていないか。卵は傷んでしまうと、白身が透明ではなく変色してしまいます。白身が変色した卵は食べないようにしてくださいね。
次に、黄身が崩れてしまっていないかどうか。黄身が崩れてしまっている卵は、腐敗が進んでしまっている証拠なので、避けてください。
また、卵の殻にヒビや割れ目が入ってしまっているものも避けましょう。
食べる直前なら問題ありませんが、そのヒビがいつ入ったものか特定できない場合はその部分から菌が入ってしまっている場合が多いので、食べるのをやめてくださいね。
見ただけではわかりにくいという人は、購入してから2週間以上の物は加熱して食べる事。
4週間以上の物は食べない事。と決めておけばいいのではないでしょうか。
卵は意外と長期保存できる食材
卵って、なんだかすぐに腐ってしまいそうなイメージでしたが、全くそんなことはありません。
むしろお肉やお野菜よりも日持ちする、ストックに適した食材だとも言えるでしょう。
調理方法もたくさんあるので、正しい賞味期限と食べていい時期を知っておいしい卵料理をたくさん作っちゃってくださいね!