乳歯は保存するべき?再生医療のための保存法と費用について

更新日:

自分の乳歯の生え変わりの頃なんて、保存なんて考えたこともなかったし、親にも「下の歯は屋根に、上の歯は縁の下」と言われて投げ捨てました。

でも、いざ自分の子の歯がグラグラしだすと気になりますよね。

いざ調べてみると「乳歯 保存」とか「乳歯ケース」と調べる人が多いようで驚きました。

というわけで、

・乳歯は保存すると良いことがあるのか
・何のために乳歯を保存するのか
・乳歯の保存方法

などを詳しく調べてまとめました。

ちなみにうちの子は、5歳7か月 年中の女の子です。

乳歯保存

2017年12月24日に下の前歯1本がグラグラし始めて、これを書いているのが2018年1月15日です。2、3日前から大きくグラグラしだして、食べ物が当たったり触ると少し痛いようです。

「乳歯を保存しなきゃいけないなら急がなきゃ」と思って調べまくりました!

追記(2018年1月22日)
2018年1月19日に、「保育園で抜けた~」と言って帰ってきました。多少出血はあったみたいですが、痛みはほとんど無く触っててポロッと抜けたそうです。

乳歯の保存はなぜ必要?

乳歯を保存する人の目的は、この3つでした。

・歯の再生治療のため
・本人、家族の脳梗塞・脊椎損傷の治療のため
・記念、子供の成長の記録

まず「記念・子供の成長の記録」というのは、我が家の場合まず除外しました。

というのも、「大きくなって子供の頃の歯見たいか?」と考えて「自分ならどうでもいい」と思ったからです。へその緒もほとんど見たことないですし、、、。

「再生医療のため」というのが気になったので、詳しく調べました。

乳歯の保存と再生医療

歯の中の歯髄から取れる幹細胞が、本人・家族だけでなく全くの他人でも組織の型が一致すれば使えるようです。これは気になりますね。

ただ、今現在はまだ研究段階で、「将来役に立つだろう」「役立つようになる」というレベルです。

今は、自分の抜歯した歯(健康な親知らずなど)をティースバンクなどに保管してもらって、歯が抜けた部分に移植する治療法(自家歯牙移植)がありますが、

将来は、保存していた乳歯の細胞を培養して作った歯で、抜歯した部分を補うことができるようになるかもしれないということです。

 

歯の再生だけでなく、脳梗塞や脊椎損傷になった時にも、保存した乳歯が役立つ時代がくるかもしれないそうです。

歯髄から取れる幹細胞は、骨髄・さい帯血・脂肪からも採取できるんですが、骨髄を取るのは麻酔も必要だし、痛みもあって体への負担が大きいです。さい帯血は、もちろん出産の時しか取れません。

その点乳歯は20本もあるし、採取しやすく、細胞の増殖力も高いそうです。

再生医療と言えば京都大学 山中教授のiPS細胞が有名ですが、iPS細胞はヒトの皮膚の細胞から幹細胞を作って、再生医療に活用する技術です。

このiPS細胞も歯髄細胞から作ることができて、皮膚から取った細胞よりも効率的に作ることができるんだそうです。

乳歯の保存法

将来確立されるであろう再生医療で活用するために、乳歯を保存する場合、乳歯自体を保存するのではなく、必要な細胞を培養して冷凍保存するそうです。

「捨てずに取っとく」とか「キレイにして保存」というレベルではありませんでした。

当然費用も掛かるわけで、歯髄細胞バンクだと保管登録料が、

・初期登録料(10年間保管):30万円(税別)
・登録香辛料(10年間保管):12万円(税別)

です。(公式:歯髄細胞バンク(歯の細胞) / 株式会社セルテクノロジー(ACTE)

乳歯から歯髄細胞を取り出して、培養・検査・チェックを行い、-150℃の液体窒素タンクで冷凍保管してくれるそうです。

費用を計算すると、最初の10年間が

・1年あたり3万円
・1ヶ月あたり2,500円
・1日あたり約82円

その先の10年が、

・1年あたり1万2千円
・1か月あたり1千円
・1日あたり約33円

なんとも微妙な価格ですね。初回30万(税込32万4千円)と聞くと「高すぎ!」と思いますが、1ヶ月だと2,500円、1日だと82円で払えない額じゃありませんね。

継続後の10年なんて、1ヶ月あたり1千円だと子供の医療保険レベルです。

提携歯科での抜歯を推奨

歯髄細胞バンクでは自然に抜けたり、家で親が抜いたものを送るのではなく、指定の歯科で乳歯を抜歯して使うことを推奨しています。

抜ける直前までグラグラした乳歯は、歯の根が溶けている状態だそうです。

歯の根が溶けた乳歯は、口の中の細菌に感染していたり、歯髄細胞を採取する神経がきれいに残っていないから、歯の根が溶ける前の乳歯を歯科で抜歯して使うという話です。

自分で乳歯を保存したのは使えないの?

専門機関に保存してもらうのではなく、自分で乳歯を冷凍保存しても、残念ながら治療には使えないようです。

衛生的に保存しても、抜けた直後から乾燥するし、前項で書いたように自然に抜け落ちたり、親や自分で抜いた歯からは歯髄細胞を取るのは難しいです。

追記(2018年1月22日)
子供の抜けた前歯

実際に子供の抜けた歯を見ると、中がガッポリ穴が空いているし、素人目にも歯髄幹細胞を採取する歯の中の神経が残っているようには見えませんでした。

乳歯の保存について【まとめ】

乳歯の保存について調べたら、思いもよらず再生医療のことが出てきました。

詳しく調べると、

・自然に抜けた歯は使えない
・歯科で抜歯しなきゃいけない
・30万円の費用がかかる

ということが分かりました。

うちの子に関していうと、幸か不幸かまだ歯医者は未経験でして、さらに最近は慣れない病院の受診を極端に嫌がるようになっていて、「今すぐ歯科で抜歯」というのは現実的じゃないと思いました。

まだ5歳で1本目が抜けるか抜けないかという段階ですから、まだ全部生え変わるまでに少なくとも4~5年はあります。

4~5年すればもう少し聞き分けもよくなるでしょうし、歯科での抜歯→歯髄細胞バンクへの登録を前向きに考えようと思います。

10年後、20年後「あの時乳歯を保存しておけば」と後悔したくありませんからね。

記念のために保存するつもりは毛頭ありませんので、とりあえず1本目は屋根の上に投げることにします。

関連記事

乳歯保存
乳歯を保存はキレイな洗浄・消毒から!煮沸・ハイター+1

乳歯を保存するかどうか決めましたか? 1本目が抜けるのは5・6歳ですが、最後の奥歯が生え変わるのは小学校高学年ですから、5年くらいの期間になります。 1本目を捨てたら、残り19本も捨てることになるし、 ...

続きを見る

追記(2018年1月22日)
「保存するつもりは毛頭ない」と言いつつ、保存方法が気になったので保存・洗浄方法についてもまとめました。でも、実際に抜けた歯は本人が「どうしても今すぐ投げたい!」と言って聞かなかったので、屋根に投げさせました。本当はハイターやオキシドールで洗浄してみたかったんですけどね。

乳歯は残り19本あるので、どれかで試させてもらおうと思ってます。

-健康
-,

Copyright© ライフちゃーじ , 2019 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.