自己啓発本が嫌いな人の考え 自分の人生と読書での成功体験の罪

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いつからでしょうね?

自己啓発本
本屋で大きい顔しだしたのって?

自己啓発本

本屋は売れるから目立つところに
並べてるんでしょうが、

入れ替わり立ち替わり、
どんどん新しいのが出て買っては読み、
買っては読みしてる人が
世の中にどれだけいるか凄い数でしょうね。

自己啓発本読んで成功するんだったら
「世界中成功者だらけや!」
って話ですよ。

マツコ&有吉の怒り新党やかりそめ天国でも
自己啓発本の話題が出る度に
散々こき下ろされていますよね。

というわけで、ここでは自己啓発本が
嫌いな人の理由を総括したいと思います。

自己啓発本が持てはやされてる世間に
一石投じましょう!

自己啓発本が嫌いな理由

著者が成功していない

松下幸之助の名言集とか、
スティーブ・ジョブズの伝記、
最近だとナイキの創業者の自伝「シュードッグ」が
売れてるみたいです。

こういうのは、実際に成功した人の生い立ちや
軌跡を書いてるので、子供の頃学校の図書館で
エジソンとか野口英世の伝記を読む感覚なんでしょうが、

自己啓発本

自己啓発本の多くが、「誰この人?」って
人じゃないですか?

背表紙の筆者紹介をみると、
セミナーとかコンサルティングで
有名な人だったり、大手企業を辞めて
独立起業した人だったりです。

本を書いたりしない普通の人からすれば
本屋に平積みされるような本を書くんですから
成功してる人に分類されるかもしれませんが、

誰かよく知らん人の経験談や方法論を
鵜呑みにする気にはなれません。

たまたま・勘違い・決めつけの産物

どの自己啓発本も、キャッチーなタイトルや
帯の紹介文で興味を惹かせることが書いてますが、

結局のところ、成功したり成果を残した人の
結果論を逆算して方法論にしてるだけで、
たまたま・勘違い・決めつけが多分に含まれてます。

でも、日本中の本屋やネットで大々的に
セールスすれば、5万部、10万部売れますから、

これまた、結果論で5万人・10万人いれば
その中の何人かが成功することも当然です。

それは、自己啓発本を読んでない
5万人・10万人でも確率は大差ないでしょう。

小中高・大学の同学年で一人や二人は
名前が世に出てたり、金持ちになってる人も
いますよね?

きっと、同級生は5万人・10万人いないはずです。

自己啓発本・成功本のキャッチフレーズ自体が
偶然の産物を正当化してるにすぎません。

自己啓発本ばかり読む人は強引

会社の先輩とか上司とかに、
自己啓発本をやたらと勧める人いませんか?

「昼休み暇だろ、これいいぞ」
「寝る前にこれよんでみろ」

自己啓発本を読みまくってる人って
強引な人が多いので、引いちゃいます。

その上司や先輩が、非の打ち所の無い
仕事も人間性も尊敬できる人なら良いですが、

「読んでてそれかよ」って人が多いです。

そりゃ、読む気にならないどころか、
逆に自己啓発本が嫌いになります。

データや根拠がない

全ての自己啓発本や成功本を読んだ
わけではないですが、ほとんどが
データや根拠が書かれていません

ノーベル経済学賞を受賞した
ジェームズ・ヘックマンの本のように、
統計的なデータがあっての、

「5歳までの教育で将来が変わる」と
言われると、「そうかそうか」と
納得できます。

でも自己啓発本には、書かれていることを
実践して、未来が開けた人、仕事が上手く
いった人のデータが書かれていません。

そういうスタンスで書かれていませんから
無理もありませんが、やはりデータや
根拠のない精神論は信用できません。

結論・結果だけで過程がない

自己啓発本は「過程じゃないの?」と
思うかもしれませんが、過程じゃないんです。

結果は考え方が変わるとか
お金儲けできるとか、出世するとか
そうそういうことで、

それは「●●したから」ということが
延々と書かれています。

じゃ「●●すればいんだ」と考えられる人は
自己啓発本を読めばいいんですが、

●●するための動機がここでいう過程です。

自己啓発本

「なんで●●しなきゃいけないのか」
「なんで●●するようになったのか」

それが「自己啓発本をよんだから」では
実践できなくて当然です。

自分で考えた上の●●ではなく、
「●●しなさい」と言われて
やってるだけ
です。

成功したり結果を残している人は
その行動に至った過程で、

自分で色々考えて、考えて、考えた上での
動機があったから●●を実践して
それが結果に結びついたんでしょう。

結局実践しない

前項からの続きになりますが、
結局のところ、読んだところで
実践しない
んです。

自分の中から生まれた動機じゃありませんからね。

「本屋で自己啓発本を買う」というのは
自発的な行動ですが、読んだことで
満足してしまうんですよね。

そして、やった気になって
やってもないのに挫折して、
また新しい自己啓発本を探す。

この繰り返しです。

結局儲かってるのは本屋と
出版社と筆者だけです。

「読んだのに実践できない」
「次はこっち」
「またダメだ」
「じゃあ次は」

このサイクルです。

自己啓発本の効果とは

自己啓発本

自己啓発本の効果は、結局のところ
「やった気にさせてくれる」という
ところです。

自己啓発本を読んでる自分は
「向上心があるんだ」と感じて

自己啓発本を読もうという
行動に至った悩みが解決した
気になれるんです。

それはそれで、一定の効果はあるんでしょう。

でも根本的な解決にはならないでしょう。

根本解決ができていたら
自己啓発本や成功本の類が
売れ続けるわけがありませんからね。

未来を変えるのは行動以外にない

結局のところ、自分の未来を変えるのは
一瞬、一瞬の行動以外にありません。

いくら自己啓発本を読んでも
実践して行動しなかったら
1ミリも未来は変わりません

お金が欲しいなら、お金を生む
行動をしなきゃいけないし、
名前を世に出したかったら、
自分の名前を売る行動をしなきゃいけません。

きっと、行動する前に「こうした方が近道だよ」と
教えてほしいから自己啓発本を手にするんでしょうが、

それが結局のところ回り道に
なっているんじゃないでしょうか。

自己啓発本を読むところで
止まってしまいますからね。

「やった気になる」というのが
一番いけません。

なにも未来が変わりませんからね。

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