ブラック企業対策!入社しないための見分け方と特徴

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ブラック企業

もしかして働いている会社ってブラック企業?

と、自分が実際に働いている会社がホワイト企業なのか?それともブラック企業なのか?わからない方もいらっしゃると思います。

私の友人の話しですが、毎日朝の8時には出勤をして帰りは終電ちかくの11時ごろまで毎日のように働いていたようです。

しかも、残業代はでていなくて毎日サービス残業だったのですが、本人にとっては大学を卒業してそのまま勤務をしている会社だったので世の中の会社もこんな風にみんな大変なのだと思っていました。

ある日、同窓会があってげっそりをやせほそっている友人を見てみんな驚き、話を聞いているうちに「それってブラック企業だね」と言われて初めて自分が働いている会社がブラック企業であるということに気付いたという本当の事例もあります。

そこでここではブラック企業へ入社としないための対策と、ブラック企業の特徴や見分け方について書いていきましょう。

ブラック企業とは?

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そもそもブラック企業とはなんでしょうか?ブラック企業の定義を書いていきます。

ブラック企業とは、別名ブラック会社と呼ばれることもあります。

広義の意味で書いていくと暴力団などの反社会勢力とのつながりがあるなどの違法行為を常態化させている会社や新興産業においては若者を大量に採用をして、過重労働と呼ばれる長い時間働かせたりしている会社をまず指します。

また、違法労働と呼ばれる残業代は出ないけれども毎日残業をさせたり上司という立場を利用してパワハラをしたり、男性から女性へ、女性から男性へセクハラをしたりなど「従業員の人権を踏みにじるような行為などを認識していても適切な対応をせずに放置している企業」もブラック企業と言われます。

そんな定義がブラック企業となっていますが最近は世の中がブラック企業はNGだということを全面的に出していることから少しずつ減ってきていると言われていますね。

ブラック企業ランキング

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しかし、今でもブラック企業で毎日ボロボロになって働いて過労死をしたり、入院をしたりする人が後を絶たないのも正直なところです。

そんな皮肉も込めて最近はインターネットなどでブラック企業ランキングなるものを紹介していますし、ブラック企業を撲滅するため、また誰もが安心をして働けるようにブラック企業対象の授賞式やシンポジウムなども積極的に開催をされています。

2017年にノミネートされブラック企業ランキングで選ばれたリスト一覧です。

1. ゼリア新薬工業株式会社
2. 株式会社いなげや
3. パナソニック株式会社
4. 新潟市民病院
5. 日本放送協会(NHK)
6. 株式会社引越社・株式会社引越社関東・株式会社引越社関西
7. 大成建設株式会社・三信建設工業株式会社
8. 大和ハウス工業株式会社
9. ヤマト運輸株式会

こんな風になっていますが、中でもアリさんマークの引越社は引っ越しの営業担当だった男性をシュレッダー係に任命をして、一日中シュレッダーだけをさせていました。

また、ゴミを捨てに行くときにわかりやすいように派手なオレンジ色のポロシャツを着せるようにしてたり、懲戒解雇にしたりと会社としての問題があったにも関わらず、それに反抗をしてくる社員を不当な扱いをしたということになっています。

他にもヤマトは未払いの残業代や労働基準法の法令違反などが多くそのような問題が相次いでいたことも取り上げられていますね。

リストで紹介をしている企業の多くが、違法な時間外労働、長時間労働により自殺に追い込まれているケースが多く目立ちますし過労死で亡くなっている人もいます。

こんな風に仕事を一生懸命していても、なんの評価もされないですし、適切なお金も支払われない、休みもないなどが常駐化している企業はブラック企業という扱いになっています。

仕事をするならば、一生懸命がんばって適切な評価をされる会社へ就職するためにも、ここのランキングにある企業には気を付けてください。

ブラック企業の特徴

では、次にブラック企業で常駐化している状態をまとめてみました。

もし、この中に当てはまてる特徴があるのならば気を付けておかなればなりませんのでよく理解をしてから就職活動、転職活動をしてください。

社会保険の加入をしていない

社会保険とは、「医療保険」「年金保険」「介護保険」「雇用保険」「労災保険」の5つを指していて、国民の生活を安全に守るためにできている保険のことです。

会社は雇用をした場合は、働く時間数にもよりますが加入が義務付けられています。

しかし、この社会保険に加入をすると、お金を支払う必要があり労働者から半分会社からも金額の半分を支払わなければならないという
決まりがあります。

つまり、会社からすると加入はしなければならないけれどもお金を支払わなければならないという手間があることから加入をしていない会社も存在をしています。

あなたが正社員で働いている場合に加入をしていないならば、それは義務を違反していることになりますし、あなたに何かあっても国も補償をしてくれない可能性もありますので加入をしていないということは完全にブラック企業といえます。

サービス残業当たり前

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まず、これがブラック企業の中でも最も多いのですが、サービス残業が当たり前の企業は気を付けたほうが良いでしょう。

昔の日本ならば「24時間戦えますか?」というCMがあったように毎日終電もしくは会社に寝泊まりしてでも頑張っている人間が評価をされた時代もあったのですが

今はそんな働き方もしていても評価をする会社は少数になりますし、それを評価している会社はブラック企業の可能性が非常に高いです。

残業代がでない

まだ、働いている分だけ残業代が出ていればよいのですが、ブラックな企業の特徴で残業代は0円のためすべてサービス産業という扱いになります。

時にはタイムカードは時間通り打っているにになぜか残業代がつかないという会社もあり、自分が定時に帰っているタイムカードを複製されていたなんて事例もあります。

そもそも残業をした場合には適切にお金が支払われるべきものですし、権利となっていますので、もし支払われていないのならば間違いなくブラック企業だといえますね。

休みが少ない、もしくはない

休むが極端に少ない、もしくは休みがないというのもブラック企業の特徴といえますね。

ブラック企業の中には休日も出勤をしてくるというのは当たり前の会社もあります。

実はブラック企業の中には上司も「この会社はブラック企業」ということを理解しつつも仕事が終わらないため結局毎日のように遅くまで
残業をさせられることも多く休日も上司が率先して出てくるような会社があります。

上司が出社をしてくるため、部下も仕方なく休みを返上して出勤することになるのですがこうなると働きすぎて正しいこと、間違っていることも判断もつかないため危険です。

こんな風に休みの日も働くことが常駐化していてブラック企業で働いていた人の中に2か月間一切休みがなかったという人もいますね。

厳しいノルマ

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ブラック企業は利益のみを求めている会社となっていますのでとにかく社員一人一人に求めることが大きくノルマが高いです。

しかも、出社として初日からいきなり営業で出さされて社員教育などは皆無といえる部分もブラック企業の大きな特徴といえますね。

例えば、ベテランの人でも一日に1件売れればよいという商品があったとします。

その商品を一日に5件あげてくるまで帰ってくるなと言われたり、夜中に「お前は営業成績が悪いから今から契約を取ってこい」と言われることもあります。

こんな風に誰がどう見ても無理だろうというノルマを求めてくるのはブラック企業の典型的な特徴といえますので注意をしていきましょう

求人票と雇用契約書が全く違う

求人票には「入社後教育の研修制度が充実」「やる気次第で給与アップ」などを書いてあるような求人票だったのに入社をしてみると教育などは一切なくいきなり現場に立たされたり、給与の金額が月収30万円からと書かれているにも関わらず入社をした際の雇用契約書には月給20万円と書かれていたり明らかに求人票と雇用契約書が違うという場合には危険な会社です。

また、時には契約関係の書類が一切整えられていないことから入社をしてから何の書類も一切なくいきなり仕事を始めなければならないこともあります。

会社へ入社をしてから書類にサインをすることにより仕事をすることになりますので、契約書などの書類がない場合はすぐに仕事を始めないようにするなど自分の身を守ることにも意識をしておきましょう。

パワハラ、セクハラは日常茶飯事

パワハラやセクハラが日常的に行われているような会社は危険なので気を付けましょう。

例えば、日ごろから人の人権を無視したような言葉を浴びせたり、罵倒したりするようなことをいうのはダメですし、セクハラといって男性が女性の体を触ったり女性が男性の体を触ったり、いかがわしい言葉をいったりとするような会社はブラックの可能性が高いですね。

人の入れ替わりが激しい

とにかく人の入れ替わりが激しいような会社はブラック企業の可能性が高いため気を付けましょう。

常にハローワークなどの求人票に出ていたり、人と大量に採用をしたいような書き方「新規事業のため大量募集」などはほとんどの場合は人が続かない会社の特徴となりますので危険です。

離職が多いということはそれだけ働きにくい環境が整っている会社といえますね。

採用された後の対策でブラック企業への就職を防ごう

ブラック企業

ブラック企業の基本は、長時間労働、残業代が支払われない違法労働、過重労働など働く人にとっては体への不調をきたす可能性もあるようなこととなります。

そうならないためにも就職、転職をした会社がブラック企業なのかを自分なりに診断をして対策をおこないましょう。

まず、書類関係は社会保険への加入の書類や雇用の条件が書かれている雇用契約書を確認してください。

あとは採用試験の最中でもよいので、いろいろな求人サイトへその会社の求人が出ていないのかも確認をしましょう。

正直、入社としてみないとわからないことも多いのですが、有名企業、成長企業でもブラック企業の可能性が十分にあります。

こんな風にここに出てきたブラック企業の特徴をつぶしていくことでこれから働く会社の将来を不安に思わなくても良いと思いますね。

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