プレゼンの8つのコツと話し方

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プレゼンは得意ですか?

ここで「はい得意です」といえる人は
正直とてもうらやましく思います。

私は正直プレゼンはとても苦手です。

プレゼン

いろいろな人のセミナーやプレゼンを
何度も聞きに行ったことがあるのですが、

講師と呼ばれる人たちは
とても流ちょうにわかりやすく話をしており、
こころから「すごいな」と思いますね。

実はこの記事を書いている筆者も
日ごろからプレゼンをすることは多く、

月に数回は人前で話をすることがあるのですが
「うまくいった」
と思う日は一日もないです。

毎回プレゼンが終わった後は
「疲れた」
「今日もうまくいかなかった」
と落ち込んでしまいます。

プレゼンがうまいといえばすでに
お亡くなってしまっていますが、
Appleのスティーブ・ジョブズですね。

youtubeで英語を字幕化したものがあるのですが、
これがすごくわかりやすく
そして聴衆が聞きたいと思う話し方をしてくれますし

iPhoneのプレゼンで
本当に心から「iPhoneがほしい」と思って
購入をしたことを覚えています。

あんな風にプレゼンが上手になりたいと
感心したものです。

ここではプレゼンのコツと話し方や
構成の方法について書いていきたいと思います。

プレゼンの話し方のコツ

私がプレゼンで同僚によく言われることは
「早口になってしまっている」
です。

動画を見てわかったのですが、
早くプレゼンを終わらせたいという気持ちが先行してしまい
テンポよく進めているつもりなのですが、

それは自己都合で聞いている人のことまで
気がついていないということがありました。

プレゼンで大事な話し方は

・口を開けて大きな声で話すように心がけること。
・ゆっくりと丁寧に1語、1語を発音すること。

この2つを意識するだけでもかなり変わってきます。

私にように早口になったり、
緊張をしてしまってもごもごと
何を話しているかわからない人の場合は

口がほとんど空いていないことにより
相手にとっては聞きずらくなりますので、

口を大きく開けるだけでも
劇的に話し方は変わってきます。

そこに聞き取りやすい音を出すということも大事ですので
「ア」は口を全開に開けて、
「イ」は口を横方向へ全開にというように
母音を意識して口を動かすことを意識していきましょう。

話し方としてはゆっくりと話をすることにより
相手にゆとりがあるように聞こえます。

ゆとりがあることで聞き手にも好印象になりますし
自信もあるように見えますので良い印象となります。

プレゼンの話し方で悩んでいる人で
遅くて悩んでいる方は少数です。

ほとんどの方はテンポが早くなってしまった
り早口になってしまうことです。

このように日ごろから練習をしていっても
当日は思っているより
話のテンポが速くなってしまいがちです。

そのため、本番の時は
「いつもよりもさらにゆっくり」
の意識でちょうどよいくらいのテンポになります。

 

プレゼンの8のコツ

プレゼン

ここからはプレゼンをうまくしていくためのコツについて
書いていきましょう。

 

1.自己紹介をきちんと行う

話をする際にまずはしっかりと自己紹介を行いましょう。

社内でする場合は簡単な挨拶でも良いですが、
社外やお客さんを呼んで話をする場合には、

プレゼンをしている本人は
「誰なのか?」
を明確にしておく必要があります。

自己紹介はプレゼンを行う際に、
一番最初に行われる
「つかみ」
を行う部分になります。

実はこの「つかみ」がプレゼンの中では
最も重要で難しいポイントと言われていますね。

ここで聞き手の心を
しっかりとつかむことができれば
そのままあなたの話を聞いてくれますが、

ここで相手にうまく伝わらなければ
聞き手は聞く気を失うでしょう。

プレゼンを受ける側も
あなたがよほどの有名人でなければ知りません。

「知らない人の話」は正直あまり聞く気にはならないので

「つかみ」と「自分を知ってもらう」という意味で
自己紹介はプレゼンの最初に
しっかりとしておきたいポイントといえます。

名前はフルネームで名乗り、
出身地や自分の簡単なプロフィール、血液型、誕生日など
相手に親近感が残るような情報を与えることが大事です。

ダメな例を書いておくと、

「こんにちは。私は〇〇と申します。
では、さっそく1ページ目の・・・」

とすぐにプレゼンの本題に入ってしまうことは、

プレゼンの大事なつかみをしていないため
聞き手も聞く気にならないので
決してしないようにしてください。

自己紹介はできるだけ詳しく、
相手にも親近感を持ってもらえる情報を入れ込みましょう。

2.無駄なノイズを減らす

プレゼン

プレゼンをする方で多いのは無駄なノイズです。

無駄なノイズとは、
プレゼンの間に「あー」「えー」「そのー」などを
多様してしまうことです。

ほかにも無意識にうちに
「つまり」「要するに」「というかですね」など
繰り返し同じようなフレーズを使うことは
避けておきましょう。

あなたにとっては話をつないでいくために
大事な言葉なのかもしれないですが、
聞き手からすると雑音でしかありません。

神経質な聞き手の場合は
あなたの話よりもノイズに耳がいってしまい、

プレゼンの内容がまったく入ってこない
という場合も考えられます。

ノイズが繰り返されると、
「あの人また同じことを言っている」
と感じるようにもなってしまい、

不快な気持ちから
ストレスに代わっていくことになりますので
注意をしなければなりません。

このノイズ癖がある人は
すぐに治したほうが良いでしょう。

せっかくプレゼンの準備をしたのに
雑音があるせいで
すべてが水の泡になる可能性もあります。

プレゼンを同僚などに聞いてもらい
ノイズがある場合にはすぐに改善をして
聞き手にストレスをあたえないようにしたいものですね。

 

3.面白い話や雑談を挟む

プレゼンをするためには自分が知っている
「専門的な話しを繰り返し続けなければ聞き手の人に悪い」
と思ってずっと話を続ける人もいますが、

それは大きな間違いとなります。

人間が本当に集中をして話を聞くことができる時間は
15分程度といわれています。

これはプレゼンに限らず、
落語の世界でも言われていて、

15分を超えるとお客様は飽きてしまい

「あくびをする」
「うつむく」
「そわそわする」

など飽きてきたことによる
行動の変化が必ず出てくることとなります。

プレゼンがつまらないから
聞き手が飽きているように見えるのではなく

もしかすると、
この15分のルールを
無視してしまっているのかもしれないです。

プレゼンのうまい人はこの15分を上手に使っていて、
1つの項目をパワーポイントを使いながら
15分で説明から話が終わるように作っています。

その後は本題から違う話をしたり、
雑談を挟むことで
聴衆の気分を切り替えていくようにします。

そのため20分を1つのブロックにして
15分本題の話をしたら5分雑談。

これを3回繰り返してちょうど1時間。

そこで一度休憩という流れに持っていければ
プレゼンの際の理想的な構成になるといえます。

 

4.資料を読むだけはしない

プレゼン

プレゼンのために
一生懸命作ってきた資料だからこそ、

その資料に書いてあることを読み上げるだけ
プレゼンの人もいますが、それは大きな間違いです。

そもそもプレゼンの資料を読むだけならば、
時間と場所を用意してあなたが話をする必要は全くなく、
メールで資料を送付しておけばよくなります。

あくまでも会場に聴衆を集めて、
あなたが思いをこめて話をすることに
プレゼンの意味がありますので、

資料を読むだけのプレゼンはやめましょう。

もし、読むだけのプレゼンができるならば
パワーポイントなどの資料に大きなミスがあります。

プレゼンで大事なことはあなたが話をすることです。
聴衆もそれを求めてきています。

資料を読むだけになっている場合は
その資料にすべての情報が
記載をされてしまっている可能性が高いです。

資料はあくまでも視覚的に必要な最低限度のものに
しておきましょう。

資料の原稿に多くのことを記載すると
あなたの話を聞いてもらえず、
机でただ資料を読む人が増えます。

あくまでもメインはあなたのプレゼンなので
資料は「要点のみの箇条書き」などに
とどめておきましょう。

 

5.準備で8割は決まるため入念に準備をする

プレゼンで最も大事なことは
よくできた資料でも、
聴衆の心をつかむ魔法のような話し方でもありません。

一番大事なことは
「プレゼンの準備」
です。

プレゼンのための資料の作成もありますし、
話す練習などもあります。

そのためには「余裕をもった準備と計画」が
できているからこそ可能になります。

準備ができていると質問への準備などにも
手を回せますので余裕が生まれます。

本番はなるようにしかなりません。

劇的に本番にうまくなることもありませんので、
準備をしっかりとして本番へ望みましょう。

6.相手にメリットを与える

プレゼン

プレゼンの重要なポイントは
「相手にとってメリットがあるか?」
です。

特に大勢の前で話をする場合には
大事なことになりますので
理解をしておきましょう。

例えば、あなたのプレゼンへ行くことにより
今の売り上げが倍になる方法というプレゼンがあると

「営業成績があがる→お給料があがる」

につながりますので自分にメリットがあるため
聴衆も聞いてくれます。

このようにメリットのある話をしましょう。

 

7.話す相手をリサーチする

プレゼンをする相手へ向けて話をするためにも
相手のことをしっかりとリサーチすることが重要です。

会社向けに話をする場合には
その会社のことを隅々まで調べる。

聴衆の年齢がある程度決まっているなら
旬の話題を知っておく。

実際に話をするとなった場合に
その人たちへ向けてすべきです。

もしそこで相手のことをきちんとリサーチできていないと
相手は聞いてくれなくなります。

もしもプレゼンの講師があなたよりも
業界のことを知らずに話をしていたら
聞く気になりますか?

たぶん「いいえ」となります。

そんな風にリサーチ不足の場合には、
相手は聞いてくれなくなってしまいますので

あらかじめ話をする相手のことを分析して、
相手へ向けた話の内容にすることにより
聞き手はさらに聞いてくれるようになります。

 

8.相手に質問を投げかける時間を作る

プレゼンの失敗の原因には、

一方的に話をしたために
相手にどんな風に伝わっているのか
わからないというが多くあります。

これはあなたがプレゼンで一方的に話をした結果に
なりますので注意をしましょう。

相手に

「いかがですか?」
「そこのあなたはどう思われますか?」

こんな風に会場にいる人も巻き込むことにより
聴衆とプレゼンをする人の間でコミュニケーションも生まれ、

より親近感をもってくれますので
聞いてくれるようになります。

プレゼンのコツについて
いろいろと書いてきましたが、

大事なことは準備をしっかりとして
相手へ向けてゆっくりと丁寧に話すことです。

プレゼンが上手な人も
最初からうまかったわけではなく、

失敗を繰り返し、
練習と実践を繰り返してきた努力の結果です。

最初からうまくできる人はいませんので、

失敗してしまっても、
それを糧に繰り返していきましょう。

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