疲れた時の食べ物はコレ!やってはいけない意外なNG行動とは

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「疲れてるなー」と感じるけど、知らんぷりして
「いつものことだし」と暮らしていませんか?

疲れた時

疲れていると感じるという事は、
何かいつもと違う感覚や症状が
体や頭、心に現れているはずです。

それは、心身からのサインです。

そのサインは警告や拒否反応とも言えます。

信号は赤になったら止まらなきゃいけないように
心身からの警告は無視してはいけません。

かと言って、
「疲れたから仕事休みます」
なんて、

理由で会社を休めるわけもなく、

1年365日毎日降りかかってくる家事だって
「疲れたから」と
投げ出すわけにはいきません。

ここでは、疲れた時におすすめの食べ物や、

疲れた時についやってしまうけど、
間違っている対処法などを紹介しています。

疲れた時の対処法の参考にしてください。

疲れた時の食べ物 おすすめ5選

疲れた時って、食べたくなる時と
「もう食べるのも面倒だ」
という時と両方ありますよね?

私の経験上、
「もう食べるのも面倒くさい」
と感じるほど疲れた時の方が、

ストレスや身体的な
負担が大きい時と解釈しています。

まだ
「今日はめっちゃ食べてやる!」
と思う時の方が軽い疲れた時だと、

自分の中で食欲を
疲れのバロメーターにもしています。

疲れた時こそ、食べ物・飲み物が大切なんです。

好きな物のばっかり食べも、
食べないのもどっちもダメです。

疲れている時こそ
食事に気を遣わなきゃいけません。

というわけで、ここでは疲れた時におすすめの
食べ物・飲み物を紹介しています。

 

豚肉

豚肉にはビタミンB1が沢山含まれています。

疲れた時

ビタミンB1は糖質の代謝に関係する
栄養素で、別名で疲労回復のビタミンとも
呼ばれています。

ビタミンB1が足りないと、いくら甘いものや
ご飯・パンで糖質を摂っても、エネルギーに
効率的に変換されません。

疲れた時に甘いものが食べたくなりますが、

甘いもので摂取した糖質をエネルギーとして
代謝するのにはビタミンB1が必要なので、
甘いものだけでは片手落ちです。

ビタミンB1は水溶性のビタミンなので、
煮る・茹でるという調理をすると
流れ出てしまいます。

ビタミンB1を効率的に摂るなら焼くのがおすすめです。

どうしても茹でなきゃいけないレシピの場合は
ゆで汁でスープを作るなどビタミンB1を
摂れるように工夫しましょう。

ニンニク・ニラ・ネギなど香りの強い野菜に
多く含まれるアリシンという成分と合わせるのが
おすすめです。

アリシンは油と一緒に加熱するとアホエンという
成分に変化して、ビタミンB1とくっついて
アリチアミンに進化します。

アリチアミンは水溶性ではなく脂溶性で
腸からの吸収が良くなって、
吸収率が10倍にもなると言われています。

さらに体内の細胞に蓄えられて、
長い時間糖質をエネルギーに変換する
手助けをしてくれます。

ビタミンB1単体で摂るよりも、アリチアミンとして
摂った方が疲れた時には効果的というわけです。

先に書いたように、

・豚肉は焼いた方が良い
・ニンニク・ニラ・ネギなど合わせる
・油を使って加熱する

料理嫌いでも簡単に作れる野菜炒めで十分です。

 

鶏肉

疲れた時に食べるお肉と言えば前述の豚肉で、
ビタミンB1が効果的だという話は一般的ですが、
疲れた時は鶏肉も効果的なんです。

有効成分は
「イミダゾールジペプチド」
というアミノ酸です。

鶏肉の胸肉に多く含まれています。

私もそうですが、
ジューシーで柔らかいもも肉は
好んで食べますが、

むね肉だと
「ちょっとパサパサするし好きじゃない」
という方が少なくないです。

でも、
イミダゾールジペプチドという
具体的な成分名を知ると

「食べてもいいかな」

と感じますよね。

イミダゾールジペプチドは、
疲れた時に食べてすぐに効くというものではなく、

継続的に食べることで、
疲れにくくなるという成分です。

活性酸素って最近よく聞きますよね?

肉体的・精神的に疲れている時は、活性酸素が
細胞を錆びつかせて、エネルギーを作ったり、
運ぶパワーが落ちてしまいます。

酸素を燃焼してエネルギーを作るときの
副産物として発生する活性酸素は、

疲れていても疲れていなくても
発生しているものです。

ただ、身体的な活動量が多い時や、頭を使う仕事、
ストレスなどで負担が掛かると、いつも以上に
酸素を使ってエネルギーを作ろうとします。

すると副産物の活性酸素も大量に発生してしまいます。

平時には体に備わった抗酸化力で均衡が
保たれていたものが、抗酸化力が追いつかず
細胞を錆びつかせてしまいます。

結果的に、エネルギー産生も落ちて疲れを
感じるようになってしまいます。

イミダゾールジペプチドは、この活性酸素を
除去する効果があることが分かっています。

鶏むね肉をじっくり煮込んだスープが
一番いいと言われています。

ただ、スープを毎日食べるのは現実的じゃないので、
レンジで蒸し鶏にしてサラダにしたり、
野菜と中華炒めにしたり、照り焼きやチキン南蛮もいいでしょう。

鶏むね肉は安いですし、普段もも肉を食べているのを
むね肉に変えて疲れに負けない体質を作りましょう。

 

魚介類

魚介類に多く含まれているタウリン
疲労回復に効果のある成分として知られています。

タウリンが多い食材は、

タコ・イカ・サザエ・ホタテ・牡蠣などの貝類や
アジ・カツオ・ブリなどの青魚にも
豊富に含まれています。

タウリンには、脳の疲労回復、精神的な疲労の回復
ストレスや不安を抑える働きがあります。

肉体的な疲労より脳や精神的な疲れに
有効
な成分です。

ストレスや不安を抑え、脳をリラックスさせてくれるので
疲れすぎてて夜なかなか寝れないとか、
頻繁に起きてしまうという方にもおすすめです。

疲れと直接的には関係していませんが、
肝臓の機能を修復する効果もあります。

肝臓は、
食事で摂った栄養を代謝してエネルギーに変える機能や、

血糖値を調整する機能、胆汁を作るのも
肝臓の仕事です。

胆汁は脂肪分を消化するのに必要です。

また、様々な毒素を中和する役割も担っています。
アルコール・ニコチン・乳酸などです。

肝臓の機能が低下していると、結果的に
だるさ・疲れを感じるようになります。

 

にんにく

にんにくも疲れた時の定番です。

豚肉の項にも書きましたが、

ビタミンB1の吸収率を高める効果と、
体内に貯蔵できるようにする効能があります。

鶏肉の項で書いた活性酸素を除去する
抗酸化作用もにんにくにあると言われています。

料理や薬味でニンニクを食べるのも
良いですが、どうしても臭いが気になります。

にんにく卵黄や黒にんにくサプリなど
臭いが気にならないもので摂るのもおすすめです。

 

トマト

トマトが嫌いな人はいても、
「体に悪い」という
認識の人はいないのではないでしょうか。

そう、トマトは体に良いんです。

特にトマトの赤い色素成分のリコピンは
活性酸素を除去する抗酸化力が高いです。

切るだけで簡単に食べられますし、
トマトジュースならもっと簡単です。

生のトマトを料理するのもいいし、
トマトの缶詰めを使えば料理の幅が広がります。

外食でも気軽に食べられる食材ですから、
意識してトマトを摂るようにしましょう。

 

疲れた時に良さそうだけどダメな行動

長風呂

「疲れたからお風呂にゆっくり入ろう」

と考えて、
いつも以上に長風呂したり、
普段やらない半身浴をしてみたりして

「逆にだるい」と感じることありませんか?

極端な言い方ですが、「お風呂が疲れる」という
言い回しはあながち間違ってはいません。

と言うのも、湯船に長く浸かっていたら、
体温より高いお湯の温度で必然的に汗をかきます。

体の熱を発散させるためです。

汗をかいてエネルギーを消費させれば、
疲労感を感じるのは当然です。

普段していない入浴法をするのは
逆に体力を消耗し、お風呂から上がってから
倦怠感・脱力感を感じることになります。

ただ、この倦怠感・脱力感は、副交感神経が
優位になって、体の緊張が解けてリラックスしている状態です。

疲れた時

程よくだるさを感じる程度がちょうどいいです。

そのためには、お湯の温度が大切です。

38度~40度の少しぬるめのお湯にしましょう。

42度を超えるような熱いお湯だと、
逆に交感神経を刺激してしまいます。

朝目を覚ますという意味なら
熱いお風呂に入りましょう。

長さは10分を目安にしましょう。

と言っても、普段から30分~1時間お風呂に
浸かっているという方は別です。

自分の気持ちいいと感じられる時間入って下さい。

ここでは、普段忙しくてシャワーで済ましてるとか、
お風呂は時間の無駄だし、そんな気持ちの余裕が
ないと考えてる方向けです。

長風呂じゃなく丁度いい長さの入浴を試してください。

 

スイーツを食べまくる

疲れると甘いものが食べたくなるというのは
よく言われるはなしです。

疲れた時

ただ、必ずしも体が欲しているだけとは限りません。

甘いものには依存性があって
甘いものを食べれば食べるほど、

余計に欲しくなります。

そして、甘いものが無いと不快感を感じるようになります。

疲れた ⇒ 甘いもの のサイクルが
体の反応ではなく、思い込みや依存性から
欲しているという可能性もあります。

また、甘いものは血糖値を急激に上昇させます。
特に空腹時に摂ると一気に血糖値が上がります。

血糖値が急に上がると、すい臓からインスリンが
分泌されて血糖値を下げます。

この落差が激しいと
脱力感や眠気を感じることがあります。

低血糖の症状です。

更に、空腹感も感じるので過食に繋がり、
肥満や生活習慣病に直結します。

疲れたからと言って、
甘いものを食べまくるのは止めましょう。

飴をひとつ舐めるとか、チョコを
少し食べるとか、節度のある量にしましょう。

 

栄養ドリンクの飲み過ぎ

疲れたから栄養ドリンクなんて、10代や20代の
半ばまでは、全く発想もしなかったんですが、

アラサー・アラフォーになってくると、
栄養ドリンク・エナジードリンクを手に取ってしまいます。

他でもない私もそうです。

栄養ドリンクにはビタミン・アミノ酸やカルシウムなどの
ミネラル成分に、各種生薬が含まれています。

注意が必要なのはカフェインです。

カフェインは、一時的にスッキリした感覚になりますが、
根本的に疲れを取り除いているわけではありません。

神経伝達物質のドーパミンを増やして
やる気・モチベーションをアップさせます。

この効果によって、一時的なスッキリ感や
行動量が増加を感じます。

しかし、セロトニンが減ったり、ビタミンDの
吸収を阻害することも分かっています。

セロトニンは幸せホルモンという別名がある
ホルモンで、攻撃性や衝動を抑えたり、気持ちを
安定させる作用があります。

ビタミンDはカルシウムと共に骨を作るビタミンで
疲労回復にも有用な大事な栄養素です。

一時的な効果で、つい頼ってしまいがちな
栄養ドリンク・エナジードリンクのカフェインですが
頼りすぎ・飲み過ぎは危険です。

 

【まとめ】疲れた時

疲れた時の食べ物と、やってしまいがちな
NG行動を紹介しました。

結局、疲れた時に何をしたらいいんだ?という
対処法についてはかいていませんね。

正直言うと

「これをすれば全員疲れが吹っ飛ぶ」

なんて方法はありません。

疲れを自覚して、バランスのいい食生活と充分な睡眠。
日光を浴びて運動をして、気分転換をすることです。

疲れていると、ついつい食生活が乱れて、
深酒してしまって睡眠時間も減ってしまう。

疲れた時

時間がないから運動も趣味に使う時間もない。

そうなるとどんどん疲れがたまってしまいます。

疲れは小出しにして溜めすぎないのが肝心です。

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