ブラック企業かどうか口コミサイトをチェックする注意点

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ブラック企業に入ってしまわないために、
応募する会社を口コミサイトで
チェックしたりする方が増えています。

誰だってブラック企業なんかで
働きたくない
ですからね。

ブラック企業口コミ

ここでは、ブラック企業かどうかや
会社の雰囲気や実態など、

働いてる人・働いていた人しか
わからないナマの情報を知ることができる
口コミサイトと、それを利用する上での
注意点を解説しています。

転職者向け口コミサイトとその特徴

転職者向けの口コミサイトは、有名所ではこの4つです。

  • 転職会議
  • キャリコネ
  • カイシャの評判
  • VORKERS

それぞれの特徴を簡単に紹介します。

転職会議

ブラック企業口コミ

リブセンスが運営するサービスで、
アルバイト求人サイトのジョブセンスなどを
運営している会社です。

登録者数が多く2017年8月時点で
73万社以上
の企業に関する口コミが掲載されています。

口コミ(コメント)は、
その企業で働いてる人か、
働いた経験のある人しか書けません。

アンケートの方は取引先の社員や、
働いていた人の知人・家族も答えられます。

口コミを見るには、自分も口コミを投稿するか、
980円払えば39日間全ての口コミが見られます。

また、求人情報も提供していて、
DODA・マイナビ転職などと提携しているので、
求人があれば求人情報もチェックできます。

大手企業から中小・ベンチャー企業まで
掲載企業が多いですが、企業の社風や
福利厚生・安定性・給与水準など
体制に関する評価項目が多いです。

「転職会議」の公式サイトはこちら >>

キャリコネ

ブラック企業口コミ

キャリコネはグローバルウェイという
会社が運営しています。

転職サイト・転職エージェントや
各種転職情報サービスを運営しています。

2017年8月時点で登録企業数は約62万件です。

給与明細を登録しないと書き込めないシステムで、
給与関係の情報が欲しい方におすすめです。

アンケートも他のサイトと比べると
給与や残業などの情報が豊富です。

登録するのに800字以上の職務経歴書を
作成しなきゃいけないですし、

自分で口コミを登録しないと
全ての口コミは見られません。

登録して閲覧するまでは面倒ですが、
逆に転職に本気の人が多く利用しているサービスです。

投稿されている口コミ情報は、
不適切な投稿は非掲載処理され、
目視・プログラムで検閲されています。

さらに、企業側からの削除依頼には
不正確性が証明されないと
対応しないというガイドラインがあります。

登録が面倒なので軽い気持ちでは
使わない方がいいでしょう。

本気の方はおすすめ。

「キャリコネ」の公式サイトはこちら >>

カイシャの評判

ブラック企業口コミ

カイシャの評判はエン・ジャパンが
運営するサービスです。

エン転職・エン派遣・エンバイトなどの
人材紹介サービスを運営してるエン・ジャパンです。

会員登録しなくて口コミや
評判スコアが見られて、
見やすく整理されているのが特徴です。

他のサイトのように見るために
登録・口コミ投稿しなきゃいけない
という事がないので、気軽に気になる会社の
評判をチェックできます。

閲覧するための投稿が無いという反面で、
口コミ数がやや少なく、中には本当に
働いてる・働いていた人が書いたか
信憑性が疑わし口コミもありますので注意しましょう。

「カイシャの評判」の公式サイトはこちら >>

VORKERS

ブラック企業口コミ

VORKERSは2007年スタートで企業の
口コミサイトのなかでは古くからある方です。

ちなみに転職会議は2012年です。

全部のコンテンツを見るには、
転職者の場合以下のいずれかです。

  • これまで働いた会社の会社評価レポートに回答する
  • 転職サービスプログラムに登録する
  • プレミアム会員登録する(1,000円/30日)

会社評価レポートは全部で
500文字分記入しなくてはいけません。

「組織体制・企業文化、モチベーション・
評価制度、退職検討理由」など10個の
カテゴリー全てで何か書き、
合計500文字以上書かなきゃいけません。

このようなシステムですから、長文で
良い点・悪い点両方書かれているレポートが多いです。

実績のある有名サイトなので、
口コミ件数も多く情報量が多いです。

転職会議と比べて、評価項目に
社員の士気・社員の相互尊重・
人事評価の適正感など人物に関する項目が多いです。

真面目にチェックしたい方は是非利用しましょう。

「Vorkers」の公式サイトはこちら >>

転職者向け口コミサイトを利用する注意点

企業の口コミサイトに限らず、
口コミサイトというものは「個人の主観」
書かれているという点です。

いずれも投稿者の匿名性が確保されているので、
なりすましを完全に防ぐことは出来ません。

また、口コミや評価レポートの投稿と
引き換えに閲覧できるシステムが多いので、
口コミを見たいために、あることない事いろいろ
書くユーザーがいるのも確かです。

そもそも、転職意向のある人、辞めた人が
利用する事が多く、転職するつもりのない人や、
不満が多くない方はあまり利用しません。

ですから
「ネガティブ情報が多くなる傾向が強い」
ことを前提にして利用しましょう。

その口コミも個人の感じ方・書き方次第です。

書く側もですが、読む側もネガティブ情報を
重視してしまいがちです。

ひとつのサイトの極端にネガティブな
口コミ情報に引っ張られず、
気になるなら複数のサイトを利用し
良い情報も区別せず頭に入れるようにしましょう。

とは言え、ブラック企業を見分ける
情報源になるのは間違いありません。

一つ一つの情報に一喜一憂せず、
俯瞰で多角的に判断することが大切です。

あくまでも決めるのは自分ですから、
主導権を口コミ情報に頼ってしまわないようにしましょう。

ブラック企業リスト・ブラック企業大賞

もう一つのチャンネルとして、
もう見てるでしょうが、
厚生労働省が2017年5月10日に公表した

いわゆる「ブラック企業リスト」があります。

長時間労働や賃金の不払いなど
労働関係の法律に違反して送検された
企業の一覧です。

応募する会社が掲載されていないかサラッと見ときましょう。

↓以下のページの「労働基準関係法令
違反に係る公表事案」というPDFファイルがそれです。

長時間労働削減に向けた取組|厚生労働省

もうひとつ有名所で「ブラック企業大賞」という
ランキングもあります。

ブラック企業大賞企画委員会が
2012年から毎年公開しているランキングです。

ブラック企業大賞: ブラック企業大賞2016 受賞企業決定いたしました

  • 大賞:株式会社 電通
  • 業界賞:ディスグランデ介護株式会社(「茶話本舗」FC企業)
  • 業界賞:株式会社プリントパック
  • ブラックバイト賞:DWE JAPAN株式会社(「しゃぶしゃぶ温野菜」FC企業)
  • 特別賞・ウェブ投票賞をW受賞:日本郵便株式会社

「ブラック企業リスト」と
「ブラック企業大賞」を見ても、

片や法律違反で送検された会社、
片や限られたエントリー企業の中から選ばれた賞で、

公表されてる会社名は
ブラック企業の氷山の一角でしょう。

それに実際に働いている人の口コミは分かりません。

ブラック企業かどうか判断する材料として、
やはり転職者向け口コミサイトは有効です。

人生において度々あるわけではない
転職ですから、沢山の企業情報を知って
判断材料にしたいものです。

登録・閲覧が面倒なサービスが多いですが、
複数登録してチェックすることをおすすめします。

ブラック企業では絶対に働かない方がいいですから、、、。

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