お子さんの物に名前を書いたり、宛名を書いたり、メモを書いたり。
あらゆるシーンで活躍してくれる油性マジックですが書いている途中にうっかり服についてしまった!
なんて経験はありませんか?
目次
油性ペンの落とし方
ここでは、そんなトラブルに役立つ油性マジックの落とし方について紹介したいと思います。
頑固な油性汚れでも、方法を知っていればきれいさっぱり落とすことができますよ!
1.マニキュアの除光液を使う
まず紹介する方法は、マニキュアの除光液を使う方法です。
普段マニキュアを塗る方であれば必ず持っているでしょうし、100円ショップでも販売されているので気軽に購入することができます。
使い方はとっても簡単で、汚れがある部分に除光液をかけ、上からいらない布や紙でトントンと叩いていくだけ。徐々に汚れが取れてきて薄くなってきます。下にも何か敷いておくと、そちらにも汚れが移ります。
もしお家にない場合は、わざわざ買って使うよりも、ほかの方法を試した方がよさそうですが・・・。
もしお家にある場合はこちらの方法を試してみるといいでしょう。
2.クレンジングオイル
お化粧をする女性がいれば必ずお家にあるクレンジング。
出来ればオイルが好ましいですが、無ければジェルタイプやクリームタイプでも効果はあります。
使い方はマニキュアの除光液同様、お洋服に塗り込んで上からトントンと叩いていくだけ。このとき、下にいらない布などを置いて汚れをうつすことが出来る物を用意しておきましょう。
時間がたつとにじんでしまう形で汚れが広がってしまうので、時間を置くのではなくその場で汚れを落としていくようにしてくださいね。
3.消毒用エタノール
擦り傷、切り傷などに効果的な消毒用エタノール。
ちょっぴりしみますが、軽い怪我の治療には最適なので、おうちにストックしてあるよという人は多いのではないでしょうか。
このエタノール、実は油性ペンなどの汚れにも役立ってくれるんです。
布にしみこませて、上からたたくように汚れを取っていきましょう。汚れが移ってしまわないように、マメに布の場所を変えて叩いていくようにしてくださいね。
4.オレンジの皮
みなさんは、オレンジの皮に油汚れを落とす効果があることをご存じでしょうか?
食器洗剤やキッチンクリーニング用品にオレンジ成分が使われていることが多いのも、その理由です。そのためオレンジの皮があれば油性ペンの汚れを落としてくれるのに大変役立ってくれるのです。
使い方はとっても簡単で、消しゴムで文字を消す時の要領で汚れをひたすらこするだけ。擦っていけば擦っていくほどどんどん汚れは薄くなっていきます。
みかんの皮でも効果が無くはないですが、より効果があるのは分厚いオレンジの皮です。ぜひお試しあれ。
5.消しゴムも効果がある!?
鉛筆で書いた文字を消すのに使う消しゴムですが、実は油性インクの汚れを消すのにも効果があるんです。
紙に書いたのでは全く効果がありませんが、根気よく消し続けることによって摩擦で汚れが薄くなることも。
こちらの方法は汚れがついた時に近ければ近いほど効果がある方法ですので、汚れたてホヤホヤの時に試してみてください。
6.クリーニング屋さん
どの方法も効果が実感できなかったり、お洋服の柄が派手で柄まで一緒に落ちてしまいそうな場合。
どれもおうちにストックが無くて、わざわざ買うのもなぁ・・・。と思う場合はクリーニング屋さんに持って行くといいでしょう。
わざわざ何かを買って完全に落ちるかも保証が無いのに試してみるよりかは、ワイシャツであれば100円~500円程度でクリーニングしてもらえることができるので、そちらのほうがコスパもいいと言えるでしょう。
ドライクリーニングをしてもらえば、きれいさっぱり汚れは無くなりますよ。特に大切な服は自分で判断するのではなく、プロにお願いした方が間違いありません。
お近くにクリーニング屋さんが無い場合は、宅配、郵送などで対応してくれるお店もありますので、そういったお店を利用してもいいでしょう。
シミぬき・漂白剤はNG?
お洋服の汚れだし、染み抜きをしたり、白いシャツなので漂白剤をすればいいのでは・・・?と思うかもしれませんが、実はそういったシミ系を落とすものは絶対にNGです。
かえってよごれが落としにくくなってしまうこともあるんです。
皮脂汚れなどに効果的な物は全く効果がありませんので、気を付けてくださいね。
頑固なマジック汚れと戦おう!
マジックの汚れはとっても頑固。
普通に洗濯しただけでも落ちるわけではないので、根気が必要です。
書いている最中にうっかりついてしまったくらいの物であれば自分で対処できるかもしれませんが、お子さんのいたずらなどで範囲が大きい場合は、自分で対処しようとせず大人しくクリーニング屋さんに持って行った方がいいかもしれませんね。